内容としては、複合遊具によくある昇降用クレモナロープの交換になりま
す。
写真の向きが見難くてすみません(^^;
半割丸太が足場になっていて、ロープをつかんで昇り降りするタイプです。
下の丸太部分に穴が開いている今回のパターンのモノと、フリーの状態になっているモノが
あります。
ロープの交換自体は良いのですが、この手の遊具の難所は下の写真にあるような、シャックル
です。今回もそうだったのですが、錆がひどくてネジが回らないのです。これがまた、ガッシリキッ
チリなっていて、鉄やステンレスの棒を使って回そうとしてもピクリともしないで、逆に棒が曲がっ
てしまうほどでした。
仕方がないので園様や関係者に許可を得て、電動工具サンダーで切断です。フレームは塗装を
したばかりなので、なるべく影響がないようにフレームに養生を施します。
切断した状態です。養生しても塗装がどうしても取れてしまうのですが、今回は塗装屋さんがま
だ現場にいたので、再塗装をお願いしました(ホントにすみませんでした・・・)。
周りの皆さんのおかげで、無事シャックルが取れました。
シャックルが取れた後の全体写真です。
下にはロープを通して位置固定する穴が開いています。
クレモナロープを穴に通して穴から抜けないように逆サツマ加工をします。
今回のクレモナロープは22mmを使用しました。お客様のご要望で太さは色々変えますが、
この手の遊具では18~22mmの太さをよく使います。
施工前のロープに結びコブがあったので、同じように結びコブを付けて、長さ調整をして完成で
す。今回はサンダーを使用したところを再塗装のため、下の写真のような状態で完納となりまし
た。最終的な固定は遊具の点検業者に依頼するとのことでした。
創工房ではこのようなロープの加工・施工を行っています。
ロープに関してのお困りごとがありましたら、お問い合わせフォームや
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