2015年8月30日日曜日

クレモナSロープの端末加工:アイ(輪)加工+止め加工

今回は遊具のお仕事ではなく、ロープの端末加工のお仕事です。

創工房では、ロープ遊具だけでなく、ロープの端末加工もしてい

ます。

今回のお仕事は、創工房設立当初からお世話になっている、地元ロープメーカー様からのご依

頼です。ちなみに、大体毎度毎度こんな感じで仕事を受けます。

お相手はロープメーカーのO社長様。

O社長「神鳥君(工房長のことです)、忙しい?」

工房長「おかげさまで、ぼとぼちです。」

O社長「二本だけで悪いけどクレモナSロープ、端末加工お願いしていい?」

工房長「もちろんいいですよ。急ぎです?」

O社長「そんなに急ぎじゃないよ。」

工房長「じゃ、明日ロープ取りに行きますね。」

O社長「・・・。」

工房長「・・・。わかりました。今日行きます・・・。」

O社長「悪いね。じゃ、お願いね。」

工房長「はい、了解しました。」

とこんな流れが一番多いパターンで、今回もこのパターンでした。

お客様方、このパターンはあくまでも近場の地元だからできることです!ご理解よろしくお願いし

ます。

で、今回は『クレモナSロープ 30㎜ 片側アイ加工 片側止め加工』です。



太いです。はっきり言って、はい。頂いてきたロープの梱包を解いて・・・


両端を加工します。輪がある方が『アイ加工』。もう片方が『止め加工』です。

アイ(輪)の大きさ(折径又は周径)は、反対側の加工部分が通るようにとのことでしたので、通る

最小の大きさで作りました。

ちなみに、加工方法はこちらを参考にしてください。止め加工は地域によって

呼び名が異なることがあって、『サルのケツ』とか『ハエの頭』とか呼ばれることがありますが、本

当は『バックスプライス』といいます。まぁ、わかればいいんですけどね。


こんな感じに通るようにしました。


ロープを縛りなおして、もう一つ作って終わりです。

創工房では、少量ロットでも喜んで対応させていただきます。

少量ロットでお困りごとがありましたら、一度お問い合わせください。