今回のお仕事は、愛知県内の山間部にある「こども園様」からのお仕事でした。
幼稚園や保育園、こども園でよく見られる『ボールブランコ』のロープ部分が切れ
てしまったとのことで、現状の物を創工房に送っていただきました。
この手の遊具は先ほども言いましたようによくある遊具なのですが、比較的珍しいのはボール
部分にネットが付いていることです。今回は『切れたロープ』の交換とともに、「古くなったネット」も
交換してほしいとのことでした。
送られてきたこのブランコですが、皆様はどの部分で切れているかおわかりでしょうか?切れてい
る部分の拡大写真が下の写真です。
ご覧の通り、ボールの内側で切れてしまっています。ボールの内側で、ロープが動きにくいように
加工もされいるのもそうなのですが、それに加えて長年使用している間に細かい砂等が入り込み
完全にロープが内部で固定されてしまっているのです。そこへ子供たちが遊ぶと、ロープに過度の
『ねじり』が加わり、やがて切れてしまうのです。
さて、作業開始です。送られてきた遊具を一旦バラします。
ボールにもかなりの傷がついていますが、まだまだ使えるのでこちらは再利用します。
ちなみに、ボールの内部に入っていた埃や砂はご覧の通りです。
結構たくさん入っていました(^^;)
まずはネットを黄色のボールに付けます。
このような感じで編み始めて・・・
ネット(保護網)の完成です!
持ち手ロープ(クレモナロープ)の長さ調整をしながら最終的な加工をしていきます。
現場に持って行き、取り付けて作業完了です。
今回はボールを再利用しましたが、安全管理を目視でやり易くするには、別のタイプのボールに
した方がいいかもしれません。
こちらの創工房のHPにあるこちらのページ(赤と黄色のボールの
写真があります)の赤いボールがお勧めです。ロープの傷みもわかりやすく、ボール自体が丈夫
なゴム風船のようなもので、ぶつかっても痛くありません。黄色よりもお高いですが、その分の価
値はあると思います。
創工房では、様々なロープ加工やロープ遊具、遊具に付随した作業(塗装等:東海地区対象)もご
相談をお待ちしています。
お困りごとを解決する一つの手段として、お気軽にお問い合わせください。